日本の代表的な対テロ急襲部隊SAT

日本における特殊部隊

日本で軍隊にあたる組織といえば自衛隊がありますが、その中にも特殊部隊が存在しています。
1999年に発生した、能登半島沖での不審船事件を受けて、2001年になるとSBUが発足されることになりました。
SBUにおいては、イギリスから教官を招き、立ち上げを行ったといわれています。

日本特殊部隊の構成

構成する隊員の数としては、80名にものぼらないといわれており、その一部の編成は公表されています。
しかし、その構成員の名前だったりどのような訓練が行われているか、ということについては一切が機密事項となっています。
主な任務は防衛的なもので、警察的な役割を持つことが目的とされています。
2007年には公開訓練が行われましたが、そこでもそういった任務の様子が公開されました。

警察系特殊部隊SAT

また日本の特殊部隊といえば、SATの存在があります。
これは日本の対テロ急襲部隊であり、1977年に起こった日航機乗っ取りダッカ事件をきっかけに、テロ対策のために発足されました。

敵の司令部を襲撃するSAS

イギリスにおける特殊部隊

イギリスでの特殊部隊といえば、SASが特に有名かと思います。
SASは、第二次世界大戦の折に、敵の司令部を襲撃する特殊部隊として発足されたものです。
スペシャル・エア・サービスの頭文字を取ったのがSASという名称ですが、名前では航空に関する整備などを行う部隊であるとしておきながら、実情は特殊部隊となっています。
第二次大戦後に再度編成され、その後には常設部隊になりました。

NKVDやGRUなどの特殊偵察部隊が活躍する

第二次世界大戦時、NKVDやGRUなどの特殊偵察部隊が活躍を果たしました。
それを全身として、スペツナズという特殊部隊が組織されることになったのです。
空挺軍から、政治的にも信頼性が高く、技術も高い人員を選別しつつ、部隊の規模は拡大されていき、現在に至るまでになりました。
スペツナズという言葉自体が、ロシア語では特殊部隊を意味する言葉の短縮形になっています。

凶悪犯罪に対抗するSWAT

アメリカ特殊部隊の存在

アメリカではじめての特殊部隊といえば、凶悪犯罪に対抗するため組織されたSWATがあります。
SWATはドラマや映画でもよく出てくるので、その存在を知っているという人は多いのではないでしょうか。
SWATは、十分な火力と技術を有している警察特殊部隊でしたが、組織された当時は一般警官が志願して事件発生時に集められるという形式になっていました。
しかし、1971年からは隊員が専属するようになり、臨時の特殊部隊という形ではなくなったのです。

特殊部隊の性質

SWATの場合、警察系の特殊部隊ですから、軍を母体とする特殊部隊と異なり、犯人を殺害するということが最終手段にあるということです。
その最終手段を避けるために、交渉人が存在しているなども他の特殊部隊とは性質が異なるところです。
また、CIAは全世界に対して監視の目を向けている情報機関です。
同盟他国と情報のやり取りを行い、信頼性の高い情報を必要な組織に届けるという責務を持っています。

グリーンベレーとデルタフォースの代表的存在

デルタフォースという舞台

デルタフォースとは、アメリカの対テロ特殊部隊として組織された存在です。
そもそもは、1977年に旧西ドイツのGSG 9によって、ハイジャックされた機体から人質救出に成功をしたということから、アメリカでも組織されることになりました。

デルタフォース隊員の特徴

隊員として集められるのは、過去にグリーンベレーに在籍していたなど、戦闘能力の高さが保証されている者に限られます。
テロ対策としての任務以外であっても、高い能力を有する隊員が集められているので、通常の任務でも高いレベルで実行することができます。

デルタフォースの映画

例えば、デルタフォースが参加した作戦として、ソマリアの武装勢力の幹部を捕獲する作戦などは、映画化もされ話題を呼びました。
映画の中で特殊部隊が描かれることは多いですが、その中でもデルタフォースがモデルとされるものも多くあります。

前身となったグリーンベレーとは

グリーンベレーは、1952年に組織された特殊部隊のグループになります。
グリーンベレーの主な任務は、アメリカの味方を増やすことですが、その根底には敵の敵は味方という思想があります。
外国との交渉が必要になりますので、戦闘能力以外にも母国語以外の高い水準の言語能力も求められます。
軍隊というよりは、諜報部に近いような能力を持っている特殊部隊といえます。

ヨーロッパの特殊部隊事情

ドイツにおける特殊部隊

ドイツの特殊部隊といえば、GSG 9というものがあります。
これが発足されたのは1972年にさかのぼり、ミュンヘンオリンピックでの選手村人質事件が発生した際、その人質救出に失敗してしまったことがきっかけでした。
それ以前、ドイツにはナチス親衛隊などの過剰な特殊部隊があったため、また別の特殊部隊を新たに発足させるとなると、それ以外の部隊から反発が起こると予想されていました。
そのため、国境警備隊の中で、第9部隊として発足つくられることになったのが、GSG 9の歴史となっています。

GSG 9の能力

GSG 9が活躍をした例としては、1977年に発生したハイジャック事件があります。
そこでGSG 9はハイジャック機から人質救出を行い、そこでの活躍がきっかけに、世界でも最高レベルの能力を持つ警察系特殊部隊として評価を受けるようになりました。

フランスにおける特殊部隊

フランスの特殊部隊においては、COSと呼ばれる特殊作戦軍が存在しています。
これは1992年に発足された、陸海空軍のそれぞれの特殊部隊をまとめて指揮を行う任務を担うものです。
その中には、海兵系の特殊部隊としてフュリージア海兵コマンドが特殊部隊として所属しています。
フュリージア海兵コマンドには四つのチームがあり、それぞれ80名程度の構成となっています。