ベトナム・パキスタンは軍備や整備が進行中

ベトナムでの軍隊事情

ベトナムでは、過去にベトナム戦争だったり中越紛争などの経験があり、そこでアメリカと中国を撃退したという実績もまた有しています。
局地戦という意味において、ベトナム軍の優秀さはまさに世界でも最強レベルといえるでしょう。
8000万人という人口の中で、ベトナムでは成人男性に対して2年の懲役義務が課せられています。
軍縮が進められたという背景があるものの、兵力としては48万人もの兵力を有することとなりました。

ベトナムでの武装

使用される消火器は国産のものですが、大半の兵器は輸入によってまかなわれています。
アメリカとの戦闘が行われていたころから比較してみると、かなり装備は近代化されているといえるでしょう。
またベトナム海軍では、地下資源問題での争いが起こって以降、海軍力の整備も進められています。
現在は、フリゲート艦や戦車揚陸艦以外にも、対潜ヘリも保有するなど軍備が進められています。

パキスタンでの軍隊事情

パキスタンといえば、人口2億人にもなるほどの大国として知られています。
そして、その中でも動員可能な兵力として、100万人以上を有し、中距離弾道ミサイルや核の開発にも成功しています。
これまでに国境紛争をたびたび起こしたインドと、競い合うように軍拡を続けています。
装備の面では、インドと同じく敵対する中国から装備を輸入したり、親米政策を取っていたことからアメリカ製の装備も混在している状態です。

日本の代表的な対テロ急襲部隊SAT

日本における特殊部隊

日本で軍隊にあたる組織といえば自衛隊がありますが、その中にも特殊部隊が存在しています。
1999年に発生した、能登半島沖での不審船事件を受けて、2001年になるとSBUが発足されることになりました。
SBUにおいては、イギリスから教官を招き、立ち上げを行ったといわれています。

日本特殊部隊の構成

構成する隊員の数としては、80名にものぼらないといわれており、その一部の編成は公表されています。
しかし、その構成員の名前だったりどのような訓練が行われているか、ということについては一切が機密事項となっています。
主な任務は防衛的なもので、警察的な役割を持つことが目的とされています。
2007年には公開訓練が行われましたが、そこでもそういった任務の様子が公開されました。

警察系特殊部隊SAT

また日本の特殊部隊といえば、SATの存在があります。
これは日本の対テロ急襲部隊であり、1977年に起こった日航機乗っ取りダッカ事件をきっかけに、テロ対策のために発足されました。

敵の司令部を襲撃するSAS

イギリスにおける特殊部隊

イギリスでの特殊部隊といえば、SASが特に有名かと思います。
SASは、第二次世界大戦の折に、敵の司令部を襲撃する特殊部隊として発足されたものです。
スペシャル・エア・サービスの頭文字を取ったのがSASという名称ですが、名前では航空に関する整備などを行う部隊であるとしておきながら、実情は特殊部隊となっています。
第二次大戦後に再度編成され、その後には常設部隊になりました。

NKVDやGRUなどの特殊偵察部隊が活躍する

第二次世界大戦時、NKVDやGRUなどの特殊偵察部隊が活躍を果たしました。
それを全身として、スペツナズという特殊部隊が組織されることになったのです。
空挺軍から、政治的にも信頼性が高く、技術も高い人員を選別しつつ、部隊の規模は拡大されていき、現在に至るまでになりました。
スペツナズという言葉自体が、ロシア語では特殊部隊を意味する言葉の短縮形になっています。

凶悪犯罪に対抗するSWAT

アメリカ特殊部隊の存在

アメリカではじめての特殊部隊といえば、凶悪犯罪に対抗するため組織されたSWATがあります。
SWATはドラマや映画でもよく出てくるので、その存在を知っているという人は多いのではないでしょうか。
SWATは、十分な火力と技術を有している警察特殊部隊でしたが、組織された当時は一般警官が志願して事件発生時に集められるという形式になっていました。
しかし、1971年からは隊員が専属するようになり、臨時の特殊部隊という形ではなくなったのです。

特殊部隊の性質

SWATの場合、警察系の特殊部隊ですから、軍を母体とする特殊部隊と異なり、犯人を殺害するということが最終手段にあるということです。
その最終手段を避けるために、交渉人が存在しているなども他の特殊部隊とは性質が異なるところです。
また、CIAは全世界に対して監視の目を向けている情報機関です。
同盟他国と情報のやり取りを行い、信頼性の高い情報を必要な組織に届けるという責務を持っています。

グリーンベレーとデルタフォースの代表的存在

デルタフォースという舞台

デルタフォースとは、アメリカの対テロ特殊部隊として組織された存在です。
そもそもは、1977年に旧西ドイツのGSG 9によって、ハイジャックされた機体から人質救出に成功をしたということから、アメリカでも組織されることになりました。

デルタフォース隊員の特徴

隊員として集められるのは、過去にグリーンベレーに在籍していたなど、戦闘能力の高さが保証されている者に限られます。
テロ対策としての任務以外であっても、高い能力を有する隊員が集められているので、通常の任務でも高いレベルで実行することができます。

デルタフォースの映画

例えば、デルタフォースが参加した作戦として、ソマリアの武装勢力の幹部を捕獲する作戦などは、映画化もされ話題を呼びました。
映画の中で特殊部隊が描かれることは多いですが、その中でもデルタフォースがモデルとされるものも多くあります。

前身となったグリーンベレーとは

グリーンベレーは、1952年に組織された特殊部隊のグループになります。
グリーンベレーの主な任務は、アメリカの味方を増やすことですが、その根底には敵の敵は味方という思想があります。
外国との交渉が必要になりますので、戦闘能力以外にも母国語以外の高い水準の言語能力も求められます。
軍隊というよりは、諜報部に近いような能力を持っている特殊部隊といえます。

ヨーロッパの特殊部隊事情

ドイツにおける特殊部隊

ドイツの特殊部隊といえば、GSG 9というものがあります。
これが発足されたのは1972年にさかのぼり、ミュンヘンオリンピックでの選手村人質事件が発生した際、その人質救出に失敗してしまったことがきっかけでした。
それ以前、ドイツにはナチス親衛隊などの過剰な特殊部隊があったため、また別の特殊部隊を新たに発足させるとなると、それ以外の部隊から反発が起こると予想されていました。
そのため、国境警備隊の中で、第9部隊として発足つくられることになったのが、GSG 9の歴史となっています。

GSG 9の能力

GSG 9が活躍をした例としては、1977年に発生したハイジャック事件があります。
そこでGSG 9はハイジャック機から人質救出を行い、そこでの活躍がきっかけに、世界でも最高レベルの能力を持つ警察系特殊部隊として評価を受けるようになりました。

フランスにおける特殊部隊

フランスの特殊部隊においては、COSと呼ばれる特殊作戦軍が存在しています。
これは1992年に発足された、陸海空軍のそれぞれの特殊部隊をまとめて指揮を行う任務を担うものです。
その中には、海兵系の特殊部隊としてフュリージア海兵コマンドが特殊部隊として所属しています。
フュリージア海兵コマンドには四つのチームがあり、それぞれ80名程度の構成となっています。

大西洋警備の要となるカナダ

カナダにおける軍隊事情

カナダはイギリス連邦に所属している国なので、第二次世界大戦の時期などはイギリスと歩んでいたイメージがあります。
NATOに加盟をしている国でもあり、カナダの海軍はNATO軍にとって大西洋警備の要となっています。
主力として、4000トン級のハリファクス級フリゲート艦を12隻保有しています。
カナダの陸軍では、地形的に友好関係であるアメリカに囲まれているため、陸軍にはあまり力は割かれていないようです。

世界一の軍事力で圧倒させるアメリカ

アメリカの裏庭

アメリカといえば、世界中でも頭一つ抜けた軍事力の高さを有しています。
自国で兵器の開発も活発に行っていて、その装備は日本をはじめ各国に輸出されている状況です。
さらには、冷戦の時期にアメリカの裏庭と呼ばれた地域である南米の地域なども注目する価値があります。

アメリカの軍事費

アメリカの軍事力が特に抜きんでているのは、そこにかけている軍事費の違いがもちろん関係してきます。
アメリカ軍の規模は、国防費だけで世界の軍事予算の半分ほどともいわれる膨大な資金が投入された結果ともいえます。
通常の兵器での戦争であれば、アメリカが有する兵器の数だけで全世界と戦って勝てるほどだともいわれています。
またアメリカ海軍などでは、超大型原子力空母を10隻保有するなど、どの軍隊にも装備に余念がありません。
アメリカ海軍では空母以外にも補給艦が大量に配備されており、十分な軍備が行われています。

アメリカの装備とは

例えばアメリカの空母には、F-18ホーネットが搭載されており、これは艦載機としても最強といわれるほどの高い能力を持つ戦闘機です。
空母といえど、搭載できる数には限りがありますから、できるだけ多くの目的で使える機体を載せていたほうが、最終的な戦闘能力は高まることになります。
これまで、湾岸戦争などで使われたA-7コルセア2といった爆撃機は、多目的な機体が生まれることでだんだんと役目を終わるようになっていきました。
装備の状況はかなり変わってきていますが、それでも投入される資金の差が莫大にあるために、アメリカと他国の軍備の差は圧倒的なものとなっています。

アメリカの空軍事情

アメリカの空軍の中でも、やはり注目を集めるのがF-15イーグルの存在でしょう。
まさにアメリカを象徴する戦闘機の存在であり、稼働可能な状態でなんと500機以上も保有しているといいます。
また、F-15Eという期待についても200機以上保有している状態です。
他にも、これと同系列の機体を保有している国はありますが、その数はアメリカには遠く及びません。
この点においても、アメリカの装備が他の国と比べていかに圧倒的かということがわかります。
さらには、F-16などの機体を偵察などの多目的な機体として保有していますが、これは他国においては主力として使われることもあるほどの機体です。

アメリカの陸軍事情

アメリカの陸軍では、予備の兵役を含めるとその兵力は100万人以上にもなります。
M1戦車は最強という呼び名の高い戦車ですが、そのレベルの兵器を5500輛保有しています。
また、AH-64アパッチを700機以上保有するなど、ここでも装備の差が圧倒的に表れています。

海軍を重視するチリと国土の広さで軍事力のあるアルゼンチン

アルゼンチンにおける軍隊事情

アルゼンチンといえば、南米においてはブラジルと同じレベルの大国といえます。
世界的に見ても、国土面積が世界で八位の広さであり、国土の広さからも力のある国といえるでしょう。
1982年、アルゼンチンではイギリスとフォークランド諸島の領有を争った経験もあります。
その際、攻撃機や潜水艦や水上艦艇を駆使して大型フリゲート艦を大破させた実績もあります。

アルゼンチンの装備について

国力に比較すると、アルゼンチンの陸軍が保有している7万人という兵力は少ないといえるでしょう。
主力となっているのはTAM戦車で、これはアルゼンチンの国内で開発されている車両です。
またアルゼンチン空軍においては、フランス製のミラージュ3を保有し、これを主力としています。
海軍に関しては旧式の装備が目立つところもありますが、一部の艦などは最新の装備を整えています。

チリにおける軍隊事情

チリにおいては、長く軍事独裁政権が続いていたという歴史もあってか、軍事についての関心は国全体で非常に高いようです。
そのため、軍事予算として投じられる資金もかなりの水準を保っています。
国土的に細長い形状ではありますが領海が広く、特に軍隊の中でも海軍が重視されているようです。
主力としているフリゲート艦はイギリスで開発されたもので、3隻を保有しています。
海軍が協力であるだけにそこと比較をするとやや見劣りはするものの、陸軍でもブラジルと比較すると新しい兵器を主力として保有しています。