経済悪化で軍事縮小するキューバと南米で唯一空母があるブラジル

キューバにおける軍隊事情

キューバはこれまで、たびたびアメリカとの対決を行ってきた国でもありますし、歴史的に見てもアメリカにとってあまり喜ばしい相手ではないでしょう。
例えば冷戦の時期などには、軍事援助をソ連から受けて装備を整えているなどしました。
しかし現在は支援を受けることもないため、そのときのまま装備が止まってしまっている状態でもあります。
経済も悪化したため軍隊の規模そのものを縮小せざるを得ず、現在は兵力が8万人程度の規模になっています。
キューバ軍には戦車が2000輛ほど保有されていますが、そのほとんどは旧式のものであり最新鋭の装備ではありません。

ブラジルにおける軍隊事情

ブラジルといえば、南アメリカ大陸の中でも最も強い力を持つ国家であるといえるでしょう。
現時点で、ブラジル軍に在籍しているのはほとんどが志願兵という状態になっています。
しかし、国として兵役義務が18歳以上の男性にはあるので、何かあった際には2億人の人口の中から大量に動員をすることも可能です。
ブラジルという国自体は、これまでにも内戦がなく周辺諸国との交戦経験もないので、実践の経験が不足しているという状態でもあります。
ブラジルでの装備は、サン・パウロというフランスから購入をした空母が存在しています。
南米の国の中でも、空母を有しているのはこのブラジルだけなのです。

大西洋警備の要となるカナダ

カナダにおける軍隊事情

カナダはイギリス連邦に所属している国なので、第二次世界大戦の時期などはイギリスと歩んでいたイメージがあります。
NATOに加盟をしている国でもあり、カナダの海軍はNATO軍にとって大西洋警備の要となっています。
主力として、4000トン級のハリファクス級フリゲート艦を12隻保有しています。
カナダの陸軍では、地形的に友好関係であるアメリカに囲まれているため、陸軍にはあまり力は割かれていないようです。

世界一の軍事力で圧倒させるアメリカ

アメリカの裏庭

アメリカといえば、世界中でも頭一つ抜けた軍事力の高さを有しています。
自国で兵器の開発も活発に行っていて、その装備は日本をはじめ各国に輸出されている状況です。
さらには、冷戦の時期にアメリカの裏庭と呼ばれた地域である南米の地域なども注目する価値があります。

アメリカの軍事費

アメリカの軍事力が特に抜きんでているのは、そこにかけている軍事費の違いがもちろん関係してきます。
アメリカ軍の規模は、国防費だけで世界の軍事予算の半分ほどともいわれる膨大な資金が投入された結果ともいえます。
通常の兵器での戦争であれば、アメリカが有する兵器の数だけで全世界と戦って勝てるほどだともいわれています。
またアメリカ海軍などでは、超大型原子力空母を10隻保有するなど、どの軍隊にも装備に余念がありません。
アメリカ海軍では空母以外にも補給艦が大量に配備されており、十分な軍備が行われています。

アメリカの装備とは

例えばアメリカの空母には、F-18ホーネットが搭載されており、これは艦載機としても最強といわれるほどの高い能力を持つ戦闘機です。
空母といえど、搭載できる数には限りがありますから、できるだけ多くの目的で使える機体を載せていたほうが、最終的な戦闘能力は高まることになります。
これまで、湾岸戦争などで使われたA-7コルセア2といった爆撃機は、多目的な機体が生まれることでだんだんと役目を終わるようになっていきました。
装備の状況はかなり変わってきていますが、それでも投入される資金の差が莫大にあるために、アメリカと他国の軍備の差は圧倒的なものとなっています。

アメリカの空軍事情

アメリカの空軍の中でも、やはり注目を集めるのがF-15イーグルの存在でしょう。
まさにアメリカを象徴する戦闘機の存在であり、稼働可能な状態でなんと500機以上も保有しているといいます。
また、F-15Eという期待についても200機以上保有している状態です。
他にも、これと同系列の機体を保有している国はありますが、その数はアメリカには遠く及びません。
この点においても、アメリカの装備が他の国と比べていかに圧倒的かということがわかります。
さらには、F-16などの機体を偵察などの多目的な機体として保有していますが、これは他国においては主力として使われることもあるほどの機体です。

アメリカの陸軍事情

アメリカの陸軍では、予備の兵役を含めるとその兵力は100万人以上にもなります。
M1戦車は最強という呼び名の高い戦車ですが、そのレベルの兵器を5500輛保有しています。
また、AH-64アパッチを700機以上保有するなど、ここでも装備の差が圧倒的に表れています。

海軍を重視するチリと国土の広さで軍事力のあるアルゼンチン

アルゼンチンにおける軍隊事情

アルゼンチンといえば、南米においてはブラジルと同じレベルの大国といえます。
世界的に見ても、国土面積が世界で八位の広さであり、国土の広さからも力のある国といえるでしょう。
1982年、アルゼンチンではイギリスとフォークランド諸島の領有を争った経験もあります。
その際、攻撃機や潜水艦や水上艦艇を駆使して大型フリゲート艦を大破させた実績もあります。

アルゼンチンの装備について

国力に比較すると、アルゼンチンの陸軍が保有している7万人という兵力は少ないといえるでしょう。
主力となっているのはTAM戦車で、これはアルゼンチンの国内で開発されている車両です。
またアルゼンチン空軍においては、フランス製のミラージュ3を保有し、これを主力としています。
海軍に関しては旧式の装備が目立つところもありますが、一部の艦などは最新の装備を整えています。

チリにおける軍隊事情

チリにおいては、長く軍事独裁政権が続いていたという歴史もあってか、軍事についての関心は国全体で非常に高いようです。
そのため、軍事予算として投じられる資金もかなりの水準を保っています。
国土的に細長い形状ではありますが領海が広く、特に軍隊の中でも海軍が重視されているようです。
主力としているフリゲート艦はイギリスで開発されたもので、3隻を保有しています。
海軍が協力であるだけにそこと比較をするとやや見劣りはするものの、陸軍でもブラジルと比較すると新しい兵器を主力として保有しています。